ライフウィズケイバ

競馬が好きです。予想する過程を楽しんでいます。単勝と複勝を中心に勝負しています。

宝塚記念の予想

あれこれ悩みましたが最終的にラブリーデイでいきたいと思います。予想どおり馬場コンディションは現時点で稍重の発表。馬場の実体はジョッキーでもないのでわかりませんが7レースを見る限り昨日ほどは悪くないと判断しました。しかしながら斤量の軽い3歳勢の伏兵馬のワンツー決着とスタミナ勝負の一面があることは確かです。ラブリーデイは昨年の天皇賞秋以降は勝ち星がありませんが、全て掲示板内で昨年の覇者。確かに昨年と相手も馬場も違いますが、このオッズなら勝負してみたいと強く思いました。迷わす単複勝負でいきます。

あえて相手筆頭をあげるならシュヴァルグランですね。トーホウジャッカルはやはり軽い良馬場がいいでしょうし、かといってサトノクラウンに有利なほど悪い馬場でもありません。ドゥラメンテは実力と実績は認めます。しかしここまで売れていいものか?絶対王者の域と判断するにはまだ早いです。ドゥラメンテがきたらしょうがないですね。

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宝塚記念の考察 土曜日の馬場発表に驚き

今日土曜日の阪神の結果から明日の馬場状態について考えてみたいと思います。

まず芝のコンディションは当然不良と思いきやなんと重の発表。昨晩も夜中に目が覚めるほどの豪雨だった為、にわかには信じられない情報でした。

全6レースあった芝レースの結果は単勝288倍が勝って大荒れだった6レースを除き、全て10倍以下の人気馬が勝利し全体的には平穏でした。力のある人気馬がきちんと力を出せる馬場状態であったと見ていいでしょう。

しかしあらためて勝ち馬達に注目すると、芝全6レースのうち道悪巧者のダイワメジャー産駒がなんと3勝、ダートに強いディープスカイとバゴ産駒がそれぞれ1勝と明らかな偏りがあったことがわかります。かなり力のいる馬場だったことは間違いありません。しつこいですが本当に馬場のコンディションが重だったのか個人的にはかなり疑問です。いずれにせよこの土曜日は有力馬で道悪に強い馬が勝ったことは事実で、明日の宝塚記念にもそのファクターを加味する必要があります。ある意味、これまで考察してきたディープインパクト産駒は思い切って見送って良いという判断にさらに自信が持てました。

天気予報によると明日の仁川は朝から晴天に恵まれるとのことで、どこまで馬場が回復するかがひとつの大きなポイントになります。明日は7レースに宝塚記念と同じ芝2200mのレースがあり、500万下の条件戦ではあるのですが、一定そこで馬場状態と内外の有利を判断をしたいと思っています。おそらく主催者はG1ということもあり馬券の売り上げを考慮して、宝塚記念の前までには馬場コンディションは良もしくは稍重として発表するでしょう。しかしそれを間に受けず自分なりに馬場状態の判断をしようと思います。

おさらいになりますが今までの考察で絞り込めたのは次の5頭でシュヴァルグラントーホウジャッカルドゥラメンテラブリーデイサトノクラウンになります。実はこの中に現時点のオッズで断然妙味があると思う馬がいます。まだ明日の7レースの結果を見るまでなんとも言えませんがかなり楽しみな狙い目となってきました。

宝塚記念の考察 海外帰り組から狙いたい馬は、、、

海外帰り組について考察します。

まず莫大な費用とアウェイのリスクをとってわざわざ海外のレースに遠征するというのは、チャレンジという言葉だけでは片付けられません。世界の舞台でも勝ち負けになるだろうという自負があってのことで、当然海外遠征する馬達は一流、あるいは超一流どころであるのが普通です。

さてそんな海外帰りの一流馬達は、ドバイからドゥラメンテラストインパクトワンアンドオンリー。香港からはラブリーデイサトノクラウンになります。

まず二冠馬ドゥラメンテですがこれまで連対率は100%。中山記念は骨折明け斤量58kgでアンビシャス、リアルスティールに完勝。ドバイSCでは落鉄もありポストポンドの2着でしたが、まぁこれはだいぶ相手が悪かった印象です。宝塚記念では疲労さえなければ当然勝ち負けでしょう。ラストインパクトワンアンドオンリーはそれぞれ3着、5着と好走しています。ラストインパクトジャパンカップでも見せたとおり能力は間違いなくG1級、ワンアンドオンリーは不振に苦しむダービー馬できっかけひとつでしょう。

次に香港からはラブリーデイサトノクラウンラブリーデイは昨年の覇者で、古馬戦線のトップホースでした。今春は大阪杯は引っかかりチグハグな競馬で4着、香港では見せ場は作りましたが伸び切れず4着。香港では位置取りからも勝ちパターンだったはずですが、なぜか勝負になりませんでした。能力が衰えたのか、本来の能力を発揮できなかったのか見極めが必要でしょう。サトノクラウンはゲートの出が悪く道中ついていくのがやっとでした。これは極悪馬場の京都記念を勝った反動があったのではと見ています。京都記念と欧州血統からも悪い馬場は本来得意なはずで、当日馬場が荒れており出来が良ければかなり面白い一頭です。人気もそれほどなく狙い目です。

というわけで結論ですが海外帰り組からはドゥラメンテラブリーデイサトノクラウンをピックアップします。ラストインパクトは昨日も書いたとおり父ディープインパクトで見送り。ワンアンドオンリーは実績は認めつつも何かしらの復調の兆しが見えません。

ドゥラメンテはおそらく1番人気でしょう。ただディープインパクトオルフェーヴルのような絶対王者の域ではまだありません。その可能性もありますが。。。あまりオッズが下がり過ぎるようなら思い切って見送りたいです。

ラブリーデイは、勝ち切る能力はあるはずで、昨年の天皇賞秋以降はずっと負け続けていますが、いずれも掲示板内。人気を落とすなら妙味があります。

サトノクラウンは完全なるダークホースですね。宝塚記念で初G1制覇のケースも多いですし、条件が揃えば思い切って狙っていきたいです。土曜日のレース傾向と当日のパドックを見るまで判断が難しく最後まで悩む一頭になりそうです。

宝塚記念の考察 アンビシャス、マリアライトらは買いか?

昨日は天皇賞組について考察しました。今日は国内重賞からの参戦組について考えてみます。

まずこの組の最有力はアンビシャスでしょう。中山記念ではドゥラメンテの2着、後にドバイで勝利するリアルスティールに先着、大阪杯ではキタサンブラックを破って勝利と昨年のクラシックホースら相手に互角以上と破竹の勢いです。地力は間違いなくG1級で脚質も自在です。ここ宝塚記念一本に絞ったローテーションにも好感が持てます。普通に考えればこの馬が最も勝利に近いでしょう。

次にマリアライト。昨年秋に牡馬混合のオールカマーを勝利。その後エリザベス女王杯でG1制覇。有馬記念で4着。この春はゴールドアクター相手に日経賞3着、目黒記念はトップハンデで2着と牡馬一線級で勝ち負けできる力があります。過去の宝塚記念ではスイープトウショウブエナビスタショウナンパンドラデニムアンドルビーと牡馬一線級と勝ち負けできる牝馬の好走ありで期待ができます。

鳴尾記念組はどうでしょうか?勝ち馬サトノノブレス、2着のステファノスともに重賞でやれる力はありますが、いかんせんG1となるとパンチ力に欠けます。またサトノノブレスよりも前哨戦は休み明け仕様で仕上げてくる藤原厩舎のステファノスの方が上積みは大きそうです。同厩舎のストレイトガールなんかは本番で究極に仕上げて結果を出す典型的なパターンですよね。

さてこれらを踏まえてどうするかですが、結論から言うと国内重賞組からはピックアップしません。

アンビシャスは通常なら狙いたい馬の筆頭です。おそらくドゥラメンテキタサンブラックに続く3番人気あたりで配当的にも旨味があります。しかし消しにした最大の理由はアンビシャス、マリアライトサトノノブレスステファノスはいずれも父ディープインパクトだからです。あれだけ走るディープインパクト産駒ですが宝塚記念の勝利はありません。これは宝塚記念に求められる能力がスタミナとパワー重視だからと考えています。ステイゴールド産駒が過去10年で5勝、最終週の阪神で梅雨真っ盛りと力の要る馬場になることからも明らかです。ディープインパクト産駒のように軽い馬場での切れ味を強みとするタイプは宝塚記念は合いません。昨夜も関西では記録的な雨が振りました。馬場への影響はどうでしょうか?

もちろんアンビシャス、マリアライトらがこれらを克服して勝つ可能性は十分あります。ですが私の馬券は単勝複勝一本です。このデータはやはり致命的です。もしディープインパクト産駒の彼らが宝塚記念を勝つことができたなら降参です。素直に敬意を表したいと思います。

宝塚記念の考察 天皇賞組から狙いたい馬は、、、

天皇賞のレースのレベルを考えてみます。

武豊騎手が精密機器のようなペースで逃げ切り。毎ハロン12秒少しのペースでゆったり逃げて最後の4Fをすべて11秒台でまとめられたら後ろの馬は手も足もでません。キタサンブラックと僅差のカレンミロティックも3番手からの競馬でした。しかも両頭は内枠。この二頭はずいぶん恵まれたと見てよいでしょう。

展開のあやで各馬の実力が結果に反映されたとは言い切れずレースのレベルは微妙ですね。

ただこんな展開の中でも後ろから差してきた馬はかなり評価ができます。3着のシュヴァルグラン、5着のトーホウジャッカルです。

シュヴァルグランは位置取りが悪く積極性に欠ける競馬でしたが、直線は見事な伸び脚を見せました。前目に付けていれば勝っていたかもしれません。

トーホウジャッカルは道中は終始外を回されたにも関わらず、4コーナーから直線では突き抜けてあわや勝つのではないかという手ごたえを見せつけました。ただ最後の1ハロン前あたりが案外で、タンタアレグリアにも差されました。これは終始外を回されたスタミナロスがひびいたと見てよいでしょう。

天皇賞組からはこの二頭をピックアップします。両馬の懸念点をあげるとすれば、

シュヴァルグラン馬体からもステイヤー気質が色濃いので阪神2200mがどうかといったところです。京都2400mの日経新春杯でもレーヴミストラルに差されましたし、この馬の本質はやはりステイヤーでしょう。

トーホウジャッカルは1にも2にも体調ですね。ただ昨年の宝塚記念は休み明けの本調子でない中、これまた勝つのではないかといった手ごたえでした。多少体調が悪くても昨年よりはマシなはずで十分勝機はあるでしょう。

昨年の宝塚記念トーホウジャッカルの単複馬券を多額に持っていたので直線かなり興奮したのを覚えています。あれが当たっていればなぁと思いますがこれもまた競馬ですね。